当院はスポーツ整形外科専門医による診療を行なっていきます

※他院で治療・検査歴があるが改善しない等で受診希望の方は診療情報と検査データをご持参いただけると受診が早くなります

スポーツ時の膝の痛み

スポーツで走る、跳ぶなどの動作時に痛みを感じる方へ。運動時の痛みと言っても病態は千差万別です。スポーツ専門医かつ膝関節専門医へご相談ください。

膝靭帯損傷

膝を捻った後に調子が悪い、他院で前十字靭帯村署や内側側副靱帯損傷などの診断を受けた後に改めて治療を相談したいという方は膝専門医の外来受診をお勧めします。

半月板損傷

スポーツの際に半月板損傷を生じてしまうことがしばしばあります。膝のクッション機能を司る半月板を最大限活かせるような治療を心がけています。

投球肩・野球肘

野球などで肩の痛み、肘の痛みが出ている場合、競技の継続か中止の判断が必要です。また再発予防の為に局所の評価のみならず全身のフォームチェックなども行なっています。

足関節捻挫

たかが捻挫、されど捻挫とよく言います。軟部組織の損傷を超音波(エコー)を用いて評価し損傷の程度に合わせた外固定を行います。

腰椎分離症、スポーツでの腰痛

スポーツ時の腰痛で注意が必要なものは成長期に出現する痛みです。時に腰椎分離症を生じていることがあり早期発見が重要です。

スポーツチームの関係者へ

当院はスポーツチームへのメディカルサポート面での協力を積極的に行っていきたいと考えています。

2025年4月から東海女子サッカーリーグ2部に所属するルビナ四日市へのメディカルサポートを予定しています。ご依頼をいただければ医師のチームドクター派遣、理学療法士や柔道整復師のトレーナー派遣などを積極的に行わせていただきます。

将来的にはスポーツメディカルスタッフの増員が叶えばスポーツチームのメディカルチェックに取り組むことを計画しています。

メディカルサポートのご相談については下記フォームよりお願い致します。

<スポーツチーム相互リンク>

knee ligament injury

病態

スポーツや事故などの外傷により靭帯が断裂もしくは不全損傷などを起こした状態です。比較的頻度の多い前十字靭帯(ACL)損傷は放置すると二次性の半月板損傷や軟骨損傷を生じ、将来的な変形性関節症のリスクが上昇する為、手術治療が必要になります。内側側副靱帯損傷や後十字靭帯損傷は適切な保存的治療で改善が得られるケースも多いため、正確な病態把握により治療方針を決定します。

代表的な治療方法

保存的治療

薬物療法:鎮痛薬(NSAIDs)、外用剤、ヒアルロン酸注射、PRP療法など

リハビリテーション:筋力トレーニング、可動域訓練、ストレッチ、スポーツ復帰などに向けたアスレチックリハ

装具療法:膝装具の使用、急性期には外固定を行います。

関節鏡視下靭帯再建術:関節鏡視下で膝屈筋腱(ハムストリングス)や骨付き膝蓋腱を用いて前十字靭帯の再建を行います。内側側副靱帯の合併損傷や関節不安定性が強い症例に対しては追加の再建方法を適応します。

半月板損傷を合併している場合には可能な限り縫合術を行うことで膝関節機能を温存します。

院長から一言

スポーツ時の痛みや不調は日常生活レベルでは困らないことも多い為、「スポーツしなければ大丈夫でしょう?」と、時に軽視されることがあります。

院長である私自身もスポーツを継続しており、少しでもスポーツ選手の復帰に協力ができるよう尽力しています。

当院ではスポーツ整形外科専門医による診断、治療を提案し、早期復帰を共に目指していくことを目標としています。

手術が必要な方については提携先施設へご紹介し、私が執刀を担当して術後のリハビリテーションを当院の外来リハを活用していただくことで手術前〜手術〜手術後と一貫した治療を提供させていただけることが当院の強みです。