
四日市KSOC 院長 羽賀 貴博
経歴
1983年生まれ 三重県四日市市出身。2009年高知大学医学部 を卒業。
小・中学生、大学生の頃にサッカー部(サッカー少年団)に所属していました。現在も四日市市リーグや愛知県over40リーグでプレーし、現役サッカープレーヤーを続けている整形外科医です。
医師キャリアを市立四日市病院でスタートして初期臨床研修と整形外科後期研修の計7年間勤務し、整形外科外傷治療を中心に学び2016年に整形外科専門医を取得しました。
同時期に名古屋大学整形外科医局の膝肩スポーツ班サテライト病院である、名古屋市北区の総合上飯田第一病院へ異動になり一般整形外科診療を行いながら膝・肩・スポーツ診療に携わり始めました。
2019年に名古屋大学医学部附属病院大学院へ進学、名古屋大学整形外科膝肩スポーツ班に所属し膝肩スポーツ領域の研鑽を積ませてもらいました。また、同時期に北海道新札幌市の羊ヶ丘病院への短期国内留学で肩関節手術研修を経験しています。
2022年に名古屋大学整形外科関連病院の膝肩スポーツ専門病院である名古屋市熱田区の重工記念病院(旧 三菱名古屋病院)へ赴任。更に膝肩スポーツ診療に特化していきました。重工記念病院は2024年1月に大須病院 (旧 NTT西日本病院)と統合して重工大須病院に名称を変更しています。
2025年4月 重工大須病院を退職し山本整形外科を継承予定。
2025年5月 クリニック名称を四日市膝肩スポーツの整形外科クリニックに変更予定。
資格
- 日本整形外科学会専門医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本整形外科学会認定リハビリテーション医
- JSPO公認スポーツドクター
- リバース型人工肩関節認定医
- AO Trauma上級会員
- JFA公認サッカーC級コーチ
- JFAフィジカルフィットネスC級コーチ
手術執刀実績
術式 | 2023年 (重工記念病院勤務時) | 2024年 (重工大須病院勤務時) |
膝靭帯再建 (ACL/PCL/MPFL/MCL) | 49 | 40 |
半月板縫合/切除 | 49 | 48 |
人工膝関節置換術 (TKA/UKA) | 13 | 28 |
膝周囲骨切り術 (HTO/DFO/DLO) | 21 | 35 |
その他膝関節手術 | 7 | 12 |
鏡視下腱板手術 (ARCR/SCR/ARCA) | 18 | 29 |
鏡視下バンカート /観血的ブリストー手術 | 5 | 11 |
その他肩関節手術 | 2 | 1 |
骨接合術 (ORIF / As ORIF) | 2 | 12 |
その他手術 骨内異物除去術等 | 8 | 56 |
所属学会、所属チーム等
- 日本整形外科学会
- 日本膝関節学会
- 日本肩関節学会
- 日本人工関節学会
- 日本スポーツ整形外科学会
- AO Trauma Japan
- 日本整形外科外傷学会 (日本骨折治療学会)
- 中部日本整形外科・災害外科学会
- 日本メディカルイラストレーション学会
- 愛知県サッカー協会医学委員会 幹事
- 名古屋大学整形外科医局サッカー部 プレイングコーチ
- 四日市市サッカー1部リーグ FC Lucha
- 四日市市サッカーover30リーグ FC Lucha over30
- 愛知県サッカーover40リーグ 東尾張倶楽部
- 川島サッカー少年団 アシスタントコーチ
- 名古屋市立大学サッカー部 監督代理

所属チームのFC Lucha
四日市市リーグに登録している社会人チームです。
研修医の頃から、かれこれ15年ほど所属しています。
背番号3番、ポジションはDFでSBメインですが加齢によりオーバーラップが年々キツくなっており、小兵ながらCBをしていることも多いです。
最も好きなファンタジスタは魔術師ロナウジーニョ、最も好きなDFは闘将プジョル、最も好きな日本代表選手はイナズマ純也、最も尊敬する選手はセリエA最年長ゴール(41歳時)を記録したイブラヒモヴィッチです。
院長から一言
この度、ご縁に恵まれ山本秀紀先生から山本整形外科を継承させていただくこととなりました。
経歴に記載したように、育った場所であり医師としてスタートした場所でもある四日市市でこれまで培ってきた整形外科医としての診療能力を存分に発揮したいと思っています。
元々、四日市市での地域医療に貢献されていた整形外科クリニックの役割を引き継ぐだけでなく、膝関節・肩関節診療とスポーツ整形外科領域を得意とするクリニックとして特色のある運営をしていく所存です。
当院の1番の売りは、クリニックとしてはそれほど多くない手術治療の提供です。提携する近隣の病院で私が手術を担当し、術前後の通院リハビリテーションを当院で行なうという方法を取らせていただくので、診断・手術・後療法を全て一括して当院が軸となって機能します。こうすることで私が勤務医時代にずっと経験していた「手術するまではクリニック、手術は大きな病院、リハビリテーションはクリニック。なので手術する医師とリハビリを診る医師が違う。」という構図を大きく改善できると考え、クリニックの運営をしながら手術治療を行いたいという方針を打ち立てました。
また、膝・肩関節という罹病率が高い関節疾患を専門としてこれまで診療を行ってきた為、膝や肩の症状で他院に通院をしていたもののなかなか良くならないという方についても専門的な治療を提供できます。
下手の横好きではありますがサッカーに魅了された生活を過ごしているので、スポーツをしていない整形外科の先生と比較すると多少はスポーツ選手の側に立った診療ができると思っています。例えば前十字靭帯損傷をしてしまった方が手術治療が必要で来院された時に、大事な選手権の試合や昇格がかかった試合などいろんな事情を抱えているという点がアスリートの治療スケジュール調整で難しいところです。そういった要求にも可能な限り対応できるよう心がけています。
皆様、よろしくお願い致します。